2013/04/14 基準と質の担保(#817)

14日(日)、BS部門の地区行事として定着しているある行事が開催された。いくつか前の記事にも書いた頭にきた地区行事である。各団ボーイ隊からスカウトスキルをゲーム形式に競いあうスカウト技能大会である。地区内すべてのボーイ隊から各班単位で参加する。今年は約20個班が参加した。

年々参加班数は減っている。各団の平均班数は1.8個班。つまり2個班あるところはあまり無い。ましてや3個班の隊はほとんどない、という惨状である。

ちょっと話題が逸れるが、2個班ならまだしも、1個班では対班競技が成り立たず、対班意識の醸成は困難である。ただし、1個班でも班制教育は十分可能であるとは思っているが・・・。

ともかく1個や2個の班編成では、本来のスカウティングの楽しさや意義をどうしても発揮しにくい。だから余計にスカウト数が減るのだろうか。スカウト数が減るからまた楽しく無くなる、の悪循環に陥っているのだろう。

解決策の1つとして団の統合がある。1個班で活動しているような団同士が合併してスカウト数の大きな団に生まれ変わる。これが近道だと思うが、この大人の運動になりつつある我が運動においては、大きな障壁が待ち受ける。

いわゆる団の歴史である。団委員長や団のお偉い(長老?)などが団の歴史を盾に存続を希望する、いわゆる大人の事情、大人のエゴがスカウト教育の推進を大きく阻害する。

そして地区の統合などという問題のすり替えによって、さも解決できるように錯覚させる。言わずもがな、地区が合併したところで現場のスカウティングが活性化することはまずない。地区の合併(再編)は大人の都合だけの理由である。

地区の合併の前に、少数スカウト団が合併を促進し、地区内の団数が従前に比べかなり減ったところで地区の統廃合を行わなければ、地区の組織が大きくなっても各団のスカウト数は少ないままで、地区は人材が潤沢になったような錯覚に陥るが、各団の疲弊はまったく改善されないだろう。

ここを問題として取り上げない限り、地区を統廃合しても何らスカウティングは前進しないと考えるがいかがだろうか?
さて大きく話題が逸れてしまった。この日の地区行事も少ない班数、少ないスカウト数での開催である。

スカウトのスカウトスキルも明らかに低下しているが、この点については隊指導者のスカウトスキルが明らかに低下していることにその要因があるのだろう。先ほどの団の統合問題と同じく、スカウトスキルの低下も大人の(悪)影響である。

スカウティングは大人によって支配され、大人によって崩壊の道を歩んでいる。今一度本当のスカウティングを考え直すべきである。各団はスカウティングを「正常に」展開するために最低何人のスカウトが必要なのか、その為に何個の班が必要なのか。

もし既定人数、既定班数を下回った団は即刻近隣団に併合する。団数が減って、地区運営が困難な地区は即刻近隣地区に吸収する。そのくらいの基準ノルマ(?)を課して団運営、地区運営をしないと大人の居場所作り(老人クラブ?)以外何者でもない。

そうしてスカウト運動の基準と教育の質を担保できる仕組みを作らない限り、この運動の未来は無い。
(#817)

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