2010/4/29 スカウトは楽しい?

29日(祝)、県連で開催されたある行事を見学に行った。今回は特に担当になっていた訳でもなく、単に個人的に見に行っただけである。スカウトを引率していたり、役務が割当られている場合は、何かと大変であるが、今回はまったくそんな心配もなく、気楽に行って、現地でいろいろな方々とお話することができた。

前回の記事にも書いたが、皆さん喜々として役務をこなしている。スカウトたちも楽しそうに活動している。見ていてこちらまで楽しい気持ちになってくる。よく言われる言葉に、「指導者が楽しければスカウトも楽しい」というのがある。

この言葉自体を否定するつもりは全くないが、今のスカウティングを見てみると、本当に指導者が楽しければ、スカウトも楽しいと感じているのだろうか?ここはしっかりと確認せねばならない。

今のスカウティングは、大人(指導者や団委員、関係者など)が加盟員の半数を占める勢いの中、いささか大人の居場所作りの様子を呈しているように感じる。今回見学したこの行事の事を言っているのではない。一般的な普段の活動でのことである。

我が団でも大人は一生懸命活動しているが、スカウトたちからはイマイチ楽しさが伝わってこない。大人の満足だけで活動を終えていないだろうか。「スカウトが楽しければ指導者も楽しい」は納得できる。しかし「指導者が楽しければスカウトも楽しい」は今の時代少々考えものである。

「指導者は楽しいが、スカウトはシラケている」ことも少なくないのではないだろうか?
本当にスカウトたちが楽しいと思える活動ができているのだろうか?年間プログラムで立案したプログラムを淡々と「こなしている」だけではないだろうか?

スカウト教育法をしっかりと組み入れ、スカウトの教育の目的を達成できているだろうか?
一つひとつの活動がスカウトたちの教育、成長に貢献できているだろうか?

これらが無ければ、スカウティングでは無いのである。大人の自己満足の活動になってしまう。
そうならないよう、実施当日の善し悪しは別として、スカウトの顔を思い浮かべながらプログラムを立案してもらいたい。

このスカウトをどんな大人に育てようか、どこを褒めようか、どう伸ばそうか・・・。そう考えると指導者の役割はとても楽しいはずである。逆に奉仕をしてあげている、協力してあげている、時間を割いている、と考えるとこんな苦労が多いことは他にない。
(#518)

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この記事へのコメント

かず
2010年06月30日 21:05
いつも拍手をしたい日記ばかりで感心しています。

最近のスカウトは、ほんとうにシラケています。
でも、スカウトに計画(大人が満足しない計画でも良しとする)を立てさせ、実際にスカウトだけで実施させてみる。大人(指導者)は、安全が確保できていれば何があっても手・口を出さない(とても難しいですが)するとスカウトは、何かをやらねばと考えてくれます。
私の隊の活動は内容はお粗末ですが、全てスカウトでやる事を心がけています。
でも、思ったように成長はしてくれませんがね(;一_一)
今の時代には、今の時代のスカウトの自治があるのではないでしょうか?
大人(指導者)が何かを求めるから、いけないのではと思いつまらない活動をしていても、反省をさせて次に繋げていけば何時かは実りがあるのではと、つまらない活動を続けています。
ブログ筆者
2010年07月01日 12:50
かずさん、素晴らしいコメントありがとうございます。
素晴らしいですね!活動の内容なんでどうでもいいんです。スカウトが活動の立案にどれだけ参画したか、どれだけ関わっているか、がとても大切だと思います。
かずさんの隊ではしっかりと実践されているようで羨ましい限りです。
手や口を出さないのは本当に忍耐のいることです。ついつい、ってことになりがちです。大人がやってしまった方が効率的なことも多々あります。
でもそれはダメなんですよね。だからスカウティングなんです。
素晴らしい活動をされているご様子で、感心しております。
かず
2010年07月01日 21:46
いえいえ、活動の内容はお粗末ですよ。
私は、保護者からの指導者でスカウト技能を持ち合わせていませんので、人のを盗むばかりなんですよ。

以前所属していた団が日記にあるような団でした。
それを直そうと、いろいろ意見を述べたのですが何年経っても変わる様子がなかったので、4年前に退団を試みました。当時はカブの隊長でしたが、私が退団すると分かると10数家族が私と一緒に団を作りましょうと言ってくださいまして、ただ今発団5年目の弱小団です。
でも、スカウト教育法を活用したスカウティングを実施しているつもりですから、ラウンドテーブル等では、胸を張って体験談を話しています(*^^)v

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