2010/4/24-25 何がやりたいのか

24日(土)~25日(日)にかけて我がボーイ隊では、班キャンプを実施した。先月くらいから2日間のキャンプのプログラムを検討し、メニューや食材の一覧、持ち物などを決めてきた。今月初めには、隊長の承認も得られ、いよいよ実施の時を迎える。

暖かくなってくるこの季節、我がボーイ隊では毎年班キャンプを実施している。しかし、年々その計画の稚拙さが目立つ。班長クラスともなれば隊でのキャンプはもちろんのこと、数回の班キャンプも経験している筈である。しかし、いざ計画を立ててみると、遅々として進まない。

計画書の書き方がわからないのかと思い、前年の計画書の写しをサンプルとして見せる。そうすると前年とまったく同じ内容の計画書を書いてくる。

何がやりたいのか、前年の評価・反省を踏まえ、改善するところはなかったのか、まったく意識が低い。スカウトに聞いても、やりたいものが浮かばないようだ。

どうしてこんなに発想も貧困になってしまったのだろうか。ふと、今春公益財団法人に変わって就任された奥島理事長の就任あいさつの要旨を思い出した。

ボーイスカウト運動の3つの欠点のことである。その1つ目が、原点を喪失している、と指摘された。奥島理事長は本来アウトドアであったボーイスカウト活動が室内化したと言われた。

私も原点を喪失していると思うが、もっと奥深い原点が喪失されていると感じる。それはスカウト(子供たち)の自発性である。
ご存じのようにB-Pがスカウティングフォアボーイズを書いた後、子供たちが自発的にグループを作り、スカウティングを始めた。

そこに大人が参加し、現在の組織が形作られてきた。その発想を元に、現在のスカウティングにおいても自発性、自主性などを重んじ、自ら進んで活動に参加することが求められる。ちかいを立てる時も、自らちかいを立てることが求められる。

しかし、今の子供たちはどうだろう。何事にも自ら進んで取り組んでいるのだろうか。とてもそうは思えない。指導者がお膳立てしたプログラムに乗っかり活動する。塾に行くことも、習い事をすることも親が決めたプランで行動する。

そんな子供が大変多くなってきているように思えてならない。そんな子供たちがスカウト活動に加入し、自ら進んで計画を立て、行動するなんてことができる訳がない。

どうしてこうなってしまったのか。誰が悪いのだろうか・・・。
スカウティングの原点を再度思い起こし、子供たちをどう導いていくのか、真剣に議論する時がきている。それをせずしてスカウティングの未来は無い。そして日本の未来も危ういとさえ思える。
(#516)

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