26日(日)、毎月開催しているカブ隊隊集会の日である。寒い時期の活動はスカウトにとっても指導者にとっても億劫になる。野外を主たる教場として教育活動を展開している以上できるだけ野外で活動したいが、今回は屋内の教育施設見学の内容とした。 公共交通機関を利用し、道中の安全教育もしっかりと行った上で、有意義な活動を展開することができた。今回訪問した教育施設は近隣他市が運営している立派な施設で、教育的価値も大きくスカウトたちも十分に学び、体験することができたと思う。 ただスカウトにとって興味のあることは大変熱心かつ能動的に行動することができるが、興味の無いことに自ら動くことは少ない。 そのようなスカウトに対しどのように働きかけるかが指導者としての能力を問われる。言うまでもなくスカウト一人ひとり性格も、経験も生育環境も異なるのだから全員が興味を持って取り組める活動を展開することはなかなか難しい。 しかし、それがスカウト個々の個性なので仕方ない。興味のあるスカウトにはさらに興味が持てるように、興味の無いスカウトには興味を持てるようにすることが指導者の重要な責務である。 スカウト運動は、個人教育の団体である。団体で行動するが中身はあくまでも個人教育である。個々のスカウトの特性や性格などをよく理解し、個々に応じた指導教育をすることが求められる。 スカウトにとっては、得意な活動もあるだろうし、苦手な活動もあるだろう。取り組みたい活動のみを選択して活動に参加するスカウトもいるかも知れないが、そこは指導者がどれだけ楽しく魅力的な活動を企画し、それをスカウトや保護者にアピールできるかが問われる。 いくら活動内容が素晴らしくてもスカウトや保護者にとって魅力的でなければ参加するスカウトや保護者は敏感に反応する。 野外や室内に関わらず、全てのスカウトや保護者にとって魅力的で楽しく、教育的価値のある活動を提供し続けなければならず、それが出来なくなった時が指導者役務交代の時であろう。 (#1221) |
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